2014年2月14日(金)15日(土)に、
第5回の研修会がありました。
今回のテーマは「京友禅と西陣織」です。
前半は「京友禅」
講師は、京都友禅協同組合の田辺哲也さん、
田辺さんは、京都きものオーディション企画実行委員でもあります。
型友禅に使われるさまざまな道具、デザインが固まるまでの草稿、図案、型などを
見せていただきながら、説明くださいました。
お持ちいただいた京友禅の振袖の豪華さに、
つい触ってみたくなりますね。
(許可をいただいて触らせていただいております。)
たくさんの枚数の型紙を使って型友禅の技法で染められた上に、
金箔や刺繍でさらに加飾されて、華やかさが増しています。
後半は「西陣織」
講師は、西陣織工業組合の酒井貞治さん、
きもの文化検定のセミナーの講師としても
おなじみの西陣織の語り部です。
どんなふうに作られているのか、
たくさんの職人さんの手間と技の結集であることを学び、
これからは、自信を持って、振袖を着こなすことができますね。
次回は第6回、
「ふろしきと贈答のお作法」、いよいよ最終回です。