●京都・ミスきもの 派遣活動●
10月21日(火)22日(水)23日(木)に、「京都・ミスきもの」の派遣活動がありました。
みなさまこんにちは
2014京都・ミスきもの 田中彩美でございます
前回に引き続き、長崎浜屋で開催されました
『第36回京都歴代のれん市』
2日目&3日目のレポートを
お届けいたします
1日目と2日目は
黒地に四季の風物や美しい花々が
滝取りの文様の中に描かれている振袖を
着用いたしました
色とりどりの花々の可愛らしさを
黒が引き締めてくれる、
素敵な振袖です
2日目は京都歴代のれん市の初日です
写真からもお分かりのように、
会場は多くのお客様で賑わっております
午前中は長崎でおなじみの
『あっ!ぷる』に
生出演させていただきました
この生放送を見てから、さらに多くの方が
会場にお越しくださり、
嬉しさと驚きで胸がいっぱいでした。
「見たわよテレビ。大学生なんだってね見えないわ…」
「私にもこんな時代があったのよ」
「こんな大胆な柄があるのね、綺麗か~」
気さくに声をかけてくださるお客さまの温かさが
胸にしみます。
「よかよか~」
という長崎弁の響きがあまりにも素敵なので、
私も使ってみたいと思いました(笑)
ご家族でお越しの方も多く、
ベビーカーもちらほら見かけました
小さなお子さまも食品・工芸品に目が釘付けです
大きくなったらぜひ京都にあそびに来てね
こちらは高野屋貞広さんの和菓子の詰め合わせ。
お菓子を自由に組み合わせられるんです
私もいくつかサンプルを詰めさせていただきました
私の詰め合わせをそのままご購入くださる方も
お買い上げありがとうございました
この日は長崎新地中華街へ向かいました
素敵な雰囲気と美味しそうな匂いに
おなかの虫は鳴りやみません。笑
中華街の中にあるお店にて、
念願の
本場のちゃんぽんをいただきました
ちゃんぽんはもともと
中国の福建省の福建料理をベースに
しているそうです。
麺が太く具材もたくさん
たまらなく美味しかったです
日本の鎖国時代に
オランダや中国との交易で栄えていたた長崎だからこその、
異国情緒あふれる素敵な文化を
垣間見ることができました
さて、日付は変わりまして
いよいよ3日目です
最終日は臙脂と鶸(ひわ)色の振袖です
蔦と桜花が彩られ、シックで大人っぽい印象を
与えてくれますよね
着付け・ヘアメイクさんと
3日間お世話になり、ありがとうございました
浜屋に到着後、1階玄関前で
お客さまのお出迎えをいたしました
会場ではテレビと新聞のPR効果もあってか、
お客さまが一段と多かったように思います
(西日本新聞の記事はこちら)
お店のPRのために、売り子になって
みたらし団子を片手に会場をご案内したり
(一口食べてしまったことは内緒です)
人形屋さんで小さな干支の動物や
可愛らしい招き猫を見せていただいたり
普段はめったに見ることのできない
八つ橋の実演を見せていただいたり
物産展ではいつも行列ができる
数量限定販売の阿闍梨餅も、
今回は限定ではなかったので
皆さまお買い求めいただけたのでは
お客さまがお目当てのものをご購入されて
満足そうに帰って行かれるのを見て、
私も本当に幸せでした
長崎の皆さまからあたたかい笑顔を
おすそ分けしていただき、
ありがとうございます
あたたかい人。あたたかい街。
ほのぼのとしたぬくもりのある長崎が
大好きになりました
京都歴代のれん市を通して
京都を少しでも身近に感じていただき、
「次の休みに京都へ行こうかな」
「物産展で買ったアレを買いに行きたい」
と思っていただければ嬉しいです
長崎を発つ前に、
どうしても行きたかった平和公園へ足を運びました。
1945年8月9日
原子爆弾が投下された場所。
多くの犠牲者を出し、その被害は
想像もできないほどの痛ましいものでした。
お客さまの中にも
被爆されて足が不自由になった方がいらっしゃり、
お話を伺うだけで涙が溢れました。
平和祈念像の台座の裏には
『右手は原爆を示し、
左手には平和を、
顔は戦争犠牲者の冥福を祈る』
と刻まれています。
二度と惨禍を繰り返さないように。
平和な未来を築いていくために。
これからも心に刻み続けていきます。
最後になりましたが、
長崎の皆さま、浜屋の皆さま、のれん会の皆さま
貴重な3日間を
ありがとうございました
この一期一会の出逢いに感謝しております。
またいつか、皆さまに
お会いできますように…。
田中彩美
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10/21-23 長崎浜屋 第36回京都歴代のれん市 その2
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