●京都ミスきもの選考会 研修会●
みなさまこんにちは![ぽってりフラワー]()

2016京都・ミスきもの河野円香です。
充実したこの研修会もあと残り2回となりました
今回は第5回目ということで京友禅と西陣織に焦点をあて、講義していただきました![アップ]()


京友禅とは…![メモ]()

京都の伝統工芸品の1つで、元禄時代に扇に絵を書く絵師の宮崎友禅斎によって考案された染色のことです。
なるほど!京友禅の名前は宮崎友禅斎からきているのですね![ひらめき電球]()

白い絹織物に筆で絵を書くように染められる友禅は、それ以前の刺繍や織りで表現される以上の幅広い表現と細やかな意匠が可能となりました![ラブラブ!]()
![クラッカー]()


今回はなんと
型友禅の手法についてもご講義していただきました![ニコニコ]()


膨大な数の型をつくり、それを組み合わせながら自身の好みに合わせて作っていただけるそうです![ビックリマーク]()

同じデザインですが、色を変えたり組み合わせを変えたりと様々な種類を楽しむことができるのは型友禅ならではの魅力ですね![音譜]()

西陣織とは…![メモ]()

織物の技法を意味するのかと思われがちですが、本来は京都市中心部の北西部に位置し、西陣地域を主力として生産される日本を代表する絹織物の生産地です。
応仁の乱が終わり、職人たちは京都へ戻ります。そこで織物を織り始めたその場所が西軍の陣地であったため『西陣織』と呼ばれるようになりました![アップ]()

そして!日本の帯生産の85%が西陣で生産されているそうです![ビックリマーク]()
![ビックリマーク]()


このように型紙があり、それにそって職人さん自身の爪でひっかきながら織られていきます。職人さんの爪はのこぎりのようにギザギザにとがれているそうです![びっくり]()
![クシ]()


一つ一つ丁寧に爪で細かく整えながら進められる作業はとても根気のいるお仕事だそうです。その分出来上がった作品は世界に一つだけのまさしく逸品ですね![ラブラブ!]()

ルーペでよく見ると、縦糸と横糸が緻密に重なりあっており、たくさんの糸で表現されているのがわかりました![宝石緑]()
![宝石白]()
![宝石赤]()



京都の伝統工芸品を間近で見て、触って、体験して…とても充実した時間となりました![うさぎクッキー]()

残すところあと1回となった研修会…
私たちも本選考会に向けて気持ちを高めていきます![アップ]()

最後まで読んでいただきありがとうございます。
2016京都・ミスきものをこれからもよろしくお願いいたします![ブーケ2]()

河野円香