こんにちは、2017『京都・ミスきもの』の桑原彩です
7月初旬に京都国際会館にて、国際会議を誘致するためのお手伝いをして参りました。
当日は、梅雨空であいにくの天気でしたが、終始なごやかな雰囲気で、海外からの視察団をお出迎えできました。
京都国際会館は、1966(昭和41年)に開館し、2016年には開館50周年を迎えた歴史ある国立の国際会議場で、政府間会議や国連などの国際機関が主催する国際会議のベニューです。
京都に住んでいる方は、地下鉄烏丸線の北の終点としてご存知かもしれません。
宝ヶ池を望む重厚な国際会館の建物は、地上6階建て、地下1階、
大きな日本式庭園や池などを含めた総敷地面積では15万7,100㎡あります。(これは、東京ドーム3個以上の広さです)
また、庭園内には、宝松庵という茶室があり、海外のゲストをおもてなしするのにもピッタリです。
大規模な会議の実績は多数あるそうですが、私が聞いてハッとしたのは、「京都議定書」(Kyoto Protocol)誕生の地だということです。
国の顔やイメージを代表するにふさわしい、気品のある佇まいが感じられる会場でした。
今回、私は、視察団の方々にお茶席でのお菓子とお茶を運ぶ役割を頂きました。
7月のお菓子は、団扇の麩焼き煎餅。
床の間には、魚籠(びく)の花入れに、桂高校園芸部で品種改良した桂夢衣(かむい)という可愛らしいあじさいなど。
(真ん中の小さな薄紫色のお花が桂夢衣です)
国際会館の職員の方も、きもの姿でお茶を点て、ゲストに振る舞ってらっしゃいました。
それでは皆様、良い1日をお過ごしください