こんにちは☺️🌸
2019 京都・ミスきもの 野田 有紀子です
今回のブログは研修会レポート第三弾です
第三回の研修会は、京友禅と西陣織について
まず、京友禅と西陣織について簡単にご説明します💗
【京友禅】
友禅染は、染めのきものに模様をつけるための代表的な技法の一つです✨京都で作られる友禅染を「京友禅」と呼びます
扇面絵師である宮崎 友禅斎(みやざき・ゆうぜんさい)という人物によって元禄時代に生まれ、大成しました。
当時、絞り染めに刺繍や箔を施したものが主でしたが、「染め」によって模様をつける友禅の技術はとっても画期的だったんだとか😍
金沢で作られる加賀友禅、東京で作られる東京友禅も有名ですその中で最初に生まれたのが京友禅です🌸
【西陣織】
京都の西陣の町(北は北大路通、南は丸太町、東は烏丸通、西は西大路通に囲まれたエリア)
で織られている先染めの紋織物の総称です。
その織り方は、綴織(つづれおり)、唐織、錦織などがあります✨✨✨
私たちがミスきものの活動で身につけさせていただいているのは、
京友禅の振袖と西陣織の帯です❤️⬇︎
とっても美しいですね
今回京友禅について講義をしてくださったのは、田辺 哲也さま💫そして西陣織について講義をしてくださったのは、倉田 昌明さまです
・「手書き友禅」と「型友禅」の二種類が存在すること
・分業制であること
・「友禅流し」という技法
・糸目糊(友禅糊)を使い、隣り合う色が混じらないように白い生地に模様を書くこと
など
実際の型や完成品を見せていただきながら
その繊細な美しさがどのように作り上げられているのかを説明してくださいました✨
どの工程が欠けてしまっても完成されないこと、
京都という伝統を尊ぶ精神と、
綺麗な水が豊かにある土地柄だからこそ、今現在も美しい京友禅が受け継がれていることを知ることができました。
続いて西陣織について
大きく分けて、
①企画・製紋②原料準備③機準備④織り⑤仕上げ
とあり、その工程のほとんどが分業化されています
どれほどたくさんの職人の方々が携わっているのか…❣️
実際に完成された西陣織の袋帯を見せてくださいましたよ
どれもとても美しかったです✨❣️🥺
きものを着ない時でも、私たちの生活に気軽に取り入れることができます♪
例えば、西陣織のスマホケース📱❤️
京都の美しい文化を身近に感じられるのはとても嬉しいですよね
今回の研修会では、京友禅・西陣織の魅力をより多くの方々に感じていただくために「京都・ミスきもの」の一員として何ができるのか…💫そんなことを考える時間でもありました
次回の研修会は「ミスきものの心得」です私たちが講師として候補者の皆さんにお話しする時間もあります
またブログでご報告しますので、ぜひ楽しみにしていてくださいね
それでは
🩰2019 京都・ミスきもの