初めまして
「2023京都・ミスきもの」の一員として活動させて頂くことになりました
石田 杏奈(いしだ あんな)と申します。
今回は私の京都やきものへの思い・趣味など、自己紹介させて頂きたいと思います
自己紹介
私は他県で生まれ育ったのですが、子供の頃から古都ならではの落ち着いた雰囲気のある京都に憧れておりました。
そんな京都で暮らすために京都の大学に入学して、「京都には昔から受け継いできたものが沢山あるなあ」と実感しました。きれいなお庭のあるお寺も沢山あります
私の趣味はカフェ巡りです
京都と言えば「和」のイメージがあると思いますが、おしゃれなカフェ等も多いです。伝統的なものと新しいものが調和しているところも京都の魅力の一つです。
きものに興味を持ったきっかけ
私がきものに興味をもったきっかけは高校から続けている茶道でした。
日本にお茶を伝えたのは空海等8世紀頃の方々ですが、現在普及している茶道を発展させたのは戦国時代の千利休です。
厳しい時代を生きた利休の茶道は、「自分がこのお客様をもてなすのは人生でこれきりかもしれない」という「一期一会」の思いで、今出来る最高のおもてなしをするものだったそうです。
それを思いますと、きものを着て茶道をする際には自然と背筋が伸び、美しい姿勢を意識できるようになりました。
また実際にお茶会を開いて、薄茶・濃茶・点心・お菓子などを自分たちで用意してお客様をおもてなしする中で、「相手に恥をかかせないおもてなし」が大事だということを学びました。
そして、大学の部活動で遠方に赴き、その地の方々をお茶会にお招きするなどして、茶道の良さをお伝えして参りました。
引用:長野日報 2019年8月24日(土)
そんな中、「きものを着て茶道をしてきたけど、自分できものを着れないな」ということに気付きました。
そこで「自分で着付け出来るようになりたい」「きものをもっと知りたい」と思い、きものオーディションに応募致しました。
一次選考後の研修会を経て、きものの奥深さ・面白さを実感し、
「きものの魅力を沢山の人に広めたい」という思いが深まりました。
伝統にかける思い
伝統というと、「古き良きもの」と同時に「珍しくて触れ合う機会が少ないもの」というイメージもあるのではないでしょうか。
私は伝統芸能である琵琶を習っておりますが、始めるまでは「興味はあるけど琵琶をしている人なんて見たことない」と思っておりました。
琵琶を始めたきっかけは、演奏会の宣伝をSNSで見たことでした。それが無ければこの琵琶には出会えていません。
この経験から、時代を経るに連れて人々の目に触れる機会が少なくなっていったものを存続・発展させるには、その良さを広める事がとても大事だと思いました。
きものの良さを発信していくことで、沢山の人がきものを好きになって、きもの分化が発展するするお手伝いを出来たらと思います。
活動に向けて
本選考会で最後に名前を読んで頂いた時には、嬉しくて飛び上がってしまいました。
このような貴重な機会を頂けることに心より感謝致します。
現在私は医学部の6年生でして時間に余裕があるとは言い難いのですが、だからこそ、
「今自分に出来る事を精一杯して」、
「同じ場に居合わせた方々が楽しく過ごせるように」
一期一会の精神を大切にして参りたいと思います。
先輩方が繋いできたものを次に受け継いでいけるよう、4人で協力して2023京都・ミスきものを務めさせて頂きたいと思いますので、見守って頂けると幸いです。
一年間どうぞよろしくお願い致します
長くなってしまいましたが、最後までお読みくださりありがとうございます
2023京都・ミスきもの 石田杏奈