皆さまこんにちは
2023京都・ミスきもの 石田杏奈です
本日は4月17日(月)に行われた
「La Festa Primavera2023」
(ラフェスタ プリマベラ)
のゴールセレモニーについてお話しさせて頂きます
La Festa Primaveraについて
イタリア語で「春の祭典」という意味があるこのイベントは
クラシックスポーツカーの祭典で、今年で14回目を迎えられました!
大会の基本精神は3つあります
「古いものに敬意を」
「いくつになっても、心・少年」
「イベントに参加する全ての人と友情の輪を広げる」
「古くから受け継いできた伝統文化」「きものを通して沢山の人と繋がっている」
という所できものに通ずる所があると思いました
今年は昨年までと同様、紀伊半島を中心としたルートが計画されていましたが、
2024年に延伸を予定している北陸新幹線の記念事業として「北陸を舞台に開催して欲しい」とのお声が届いたそうです
「より多くの方々にLa Festa Primaveraを見て頂きたい、知って頂きたい」という想いや、「日本に自動車文化を根付かせたい」というイベント趣旨から、
名古屋市・熱田神宮(スタート地点)
→岐阜県・高山市
→石川県・七尾市
→石川県・加賀市
→京都府・京都市⇨京都市・岡崎公園(ゴール地点)
の1府7県・約1200kmを、北陸新幹線延伸記念事業として、走行されました
(La Festa Primavera2023公式サイトより引用)
La Festa Primavera に出場される車輌は、
古いもので100年、新しいものでも50年前に作られたものです。
現代車のようにコンピューターで制御されておらず、
走る・曲がる・停まることを自力で行わなければなりません。
ですが、参加者の方々はそんな車に敬意を持って向かい合い、整備し、
子供の様に目を輝かせながら、4日間の行程を走り抜けられました。
同じ趣味を持つ仲間との友情だけでなく、
通過する沿道で応援してくれる人々とも友情が芽生えたそうです。
ではそんな4日間の最終地点でのゴールセレモニーの様子をお伝えさせて頂きます
最終日ゴールセレモニー
名誉総裁 三笠宮家の彬子女王殿下ご臨席の下、行われましたゴールセレモニーにて、参加者の皆様方を門川市長とご一緒にゴール地点でお迎えさせて頂きました
ゴール地点は「京都岡崎の文化的景観」として、
国の重要文化的景観に選定されています
親子やご夫妻、ご友人等、様々なペアで参加されており、ゴールされた皆様の明るく、爽やかな笑顔と素敵なコメントが印象に残っております
彬子女王殿下、門川市長を始めとした、会場の皆様の温かなご声援により、恙なくセレモニーは進行しました。
1位は横田さん・大木さんチームでした
私はクラシックカーは映画でしか見たことがなかったのですが、かっこいい車輛・可愛い車輛が沢山並んでおり、壮観でした
ゴール地点では記念品をお渡しさせて頂きました
袋がとっても可愛いです
5月15日(月)の葵祭も、皆様ぜひお越しください
当日の様子はLa Festa Primavera 2023公式HPにてご覧いただけます
振袖について
今回着用いたしました振袖は、筝に宝尽くし、流水に桜橘・桜楓の模様です
宝尽くしは、打出の小槌等の宝物を集めた中国の文様が日本風にアレンジされたもので、吉祥文様です。
左近の桜・右近の橘は、内裏にある紫宸殿正面の階段の左右に、平安時代から植えられているものです。
平安時代に因んだ模様であり、平安神宮正面の岡崎公園にぴったりだと思いました
最後に
実は私はペーパードライバーで、自動車と関わる機会が少なかったのですが、
今回を機に車に興味を持つようになり、一期一会のご縁を感じております。
古いものを大切にしながら、少年の心を忘れず、周りの方と友情を築いた
参加者の方々のように、『温故知新』を忘れずに、
『継続は力なり』を信じて、このご縁を大切にして参りたいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
2023京都・ミスきもの 石田杏奈
[参照:La Festa Primavera2023 公式ホームページ:lafesta-primavera.com]