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10/19 丹後きものまつり

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●京都・ミスきもの 派遣活動●
10月19日(日)に、「京都・ミスきもの」の派遣活動がありました。

神の世に 神のかよいし 跡なれや
   雲居につづく 天橋立     村田春海

みなさま、ご無沙汰しております。
2014京都・ミスきもの 富田梨香です
 
最近は気温もめっきり下がり、いよいよ秋も深まってまいりましたね
みなさま、お変わりありませんか?

さて今回は、10月19日(日)にありました、
第15回 2014丹後きものまつり  in天橋立 への
派遣活動の様子をレポートさせていただきたいと思います
 
 
 2014京都・ミスきもの辰田有理子(写真下、左)富田梨香(右)で行って参りました
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京都・丹後地方は、日本最大の絹織物産地で、
丹後ちりめん」の産地として有名です。
実に、国内で生産される和装用白生地織物の約60パーセントを生産しています

また今回の舞台である、丹後は宮津市、宮津湾に浮かぶ天橋立は、
宮島、松島と並ぶ日本三景の一つとしてとして知られています。 

あの清少納言の枕草子にも、
「海は 水うみ。与謝の海。かはふちの海。」
と天橋立が浮かぶ与謝の海が紹介され、

貝原益軒は、『己巳紀行』で
「・・・そして府中から成相寺へ登ることになり、その坂の途中で、此坂中より天橋立、切戸の文珠、橋立東西の与謝の海、阿蘇の海目下に在て、其景言語ヲ絶ス、日本の三景の一とするも宜也、・・・」
とその美しさを表現しました。

そんな風光明媚な「丹後ちりめんの里」に、この日1200人余りの、
華やかなきもの姿の老若男女が集まりました

 
(受付にてお客様のお出迎え)

来場者の皆さまの、趣向を凝らしたきもの姿からは、
現と神話の世界が混ざり合う天橋立だけあって、
どこか異次元の世界に迷い込んでしまったのかしらと思うほど、
それぞれの世界観が伝わってきました。
行き交う人々きもの姿を眺めているだけで、とても面白かったです。
改めて、きものって楽しい!と思いました

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(まるで映画の中の世界のよう…)

さて受付が終わると、次はいよいよ
松並木きものパレードのスタートです!
  

 天橋立ビューランドのキャラクター、
ビューくんランちゃんも、パレードに参加してくれました 
 

見どころは何と言っても、
丹後きものクイーンプリンセス天橋立宮島観光親善大使
松島キャンペーンレディー京都・ミスきもの勢揃いです。
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先ほど、任命式を終えたばかりの
丹後きものクイーンの方々も駆けつけてくれました
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(写真手前の4人、丹後きものクイーン)

着物姿の有志とともに、丹後きものまつりのPRをしながら進み、
智恩寺から回旋橋を渡って、ゴールはしだて茶屋まで行き、
その間たくさんの写真を撮っていただきました
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この日きもの姿の方限定 ひとり様1回、
人力車への乗車が無料
私共も、人生の人力車に乗せていただきました!
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人力車に乗ると、少し高いところから、
いつもと違う風景を眺めることができます
とても気持ち良かったです 
  

主な会場の天橋立ホテル、天橋立公園周辺では、
様々なイベントが開催されていました。
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私たちも野点のお茶席で一服頂戴したり、お祭りを満喫しました

  

ほんのりと楓も色づき始めた秋空の下、「松風」を聞きながら
いただく一服は最高においしうございました。御馳走様です。
 
 
お菓子は、智恵の餅
享保の昔、一人のおばあさんが、夢に現れた文殊菩薩に教わって作ったそうで、
口にすれば「文珠の智恵」を授かるとか
 

さぁ、たのしかったお祭りのラストはお待ちかね
豪華海外旅行や高級きものが当たる抽選会です
私共京都・ミスきものは、その介添を務めさせていただきました。

一等に当選されたのは、可愛いお嬢様。
幸運にも当選された皆様、誠におめでとうございます

その他にも、丹後ちりめんきものショーや、
記念写真のプレゼントきもの智慧の市など、
きもの姿で楽しめるイベントが盛り沢山で、充実した一日でした

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来年は、天橋立お決まりの股覗きもしたいので、
袴をつけて行こうかと考えています。
皆さまも是非、お申込みの上、
来年の丹後きものまつり参加しましょう!

最後に、この場をお借りして丹後織物工業組合の皆さま、
ご一緒させて頂きました皆様に感謝申し上げます。
また、こちらのブログでは一部
カメラマンの西垣亮志さまにご提供いただいた写真を使わせて頂いております。
西垣さま、素敵なお写真をありがとうございました。


 今回着用した振袖のご紹介
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 左側の辰田さん着用の白の振袖は、友禅流し文様の振袖です。
かつて鴨川や紙屋川で行われていたという「友禅流し」をモチーフに、
川の流れと水に泳ぐ反物がすっきりと描かれています。
大人っぽい、凛とした雰囲気をもつ辰田さんにぴったりです 
 右側の富田が着用しています振袖は、桔梗色の
琴に宝尽くし、流水に桜橘楓が大きく描かれた京友禅です。
この青みがかった紫の桔梗色は、江戸紫とも呼ばれ、
光が当たるとなお一層晴れやかです。
その文様からも、まさに平安の典雅な宮中の趣が伺われます。

 
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
乱文乱筆のほどご容赦下さい。
 

また、山装うころ
         

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