こんにちは
2017年「京都・ミスきもの」の桑原彩(くわはらあや)です
3月28日に行われた、琵琶湖疏水クルーズの本格運行を記念するセレモニーのお手伝いに行って参りました。
平成30年春の開通は、なんと67年ぶりのことだそうです。
セレモニーの華やかな様子をレポートしたいとおもいます
当日は、びわ湖観光大使の伊藤佑莉さん(左)とミス小野小町の米岡那夏子さんとご一緒致しました
お二人ともしっかり者でしたので、私はもっぱらクルーズを楽しませてもらいました!
当日の様子は、京都新聞さん等のオンラインニュースでも詳しくご覧いただけます
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/movie/?r=news&y=2018&v=Fg5pP8ar
琵琶湖疎水の通船とは?
京都と滋賀の方には馴染みのある、「疎水」ですが、
この疎水が開通に尽力したのは、明治新政府下の京都知事 北垣国道 という人物です。
この大事業は、「京都に琵琶湖の水を引きたい」という江戸時代からの人々の思いに端を発しています。
いまでは当たり前のように琵琶湖の水の恩恵を得ているわたしたちですが、
実はこれも150年ほど前に始まったことなのですね
また、事業の中心となった技師は、当時弱冠23歳、田辺朔郎(さくろう)という人物です。
大学を出たばかりの新進気鋭の技師ですが、
彼はアメリカの水力発電や鉄筋コンクリートによる建造などの多くの最先端技術を取り入れることに奔走しました。
その結果、疎水は今日でも利用可能なほどの堅牢さになったということです。
新政府のもとで、この先150年やもっと先の未来を考えていた人たちに、頭が上がりません
蹴上の乗船場では、こういったお話を分かりやすく伝えるVTRもご覧いただけますよ
さて、それでは乗船しましょう!
船は二種「めいじ」と「へいせい」です。
乗船場は三井寺駅から徒歩2分ほど。
疎水船に乗っている間は、両側がずっと桜です
疎水沿いの桜はこの日に満開
そして秋にはずっと紅葉をご覧いただくことができますよ
クルーズ中にはトンネルが6ヶ所ありますが、第一トンネルはなんと約2.5kmの長さ。
ガイドさんの楽しい解説を聞いているとあっという間です
蹴上の下船場では、たくさんの報道陣の方に囲まれて少し緊張しながら感想を申し上げました!
その後、田辺朔郎像広場にて、セレモニーが執り行われました。
様々な方の強い思いで67年ぶりの開通が実現したそうです!
今回、大津市・越市長の6年越しの夢がかなったということで話題に
本当におめでとうございます!
セレモニーには、京都市・門川市長、滋賀県・三日月県知事もいらっしゃいました
京都市長とも記念撮影いただきました。
ありがとうございました!
また、この日は、大好きな同期の「京都・ミスきもの」伊谷さん・境さんが応援に来てくれました
(河野さんも忙しい中、メールで応援してくれました)
満開の桜のもとで記念撮影
4人で活動できたことが本当に幸せです
(ブログを書いているうちに目頭が熱くなってきます。。。)
今回をもちまして、2017年度は、最後のお仕事となります。
お天気にも恵まれ、晴れがましい気持ちでお手伝いできました。
皆様、本当に、本当に、ありがとうございました。
1年間応援してくださった皆様に感謝です
きものと京都を愛する方がもっともっと増えますように。
ありがとうございました
桑原彩