みなさま、こんにちは
2020京都・ミスきものの北尾有紀です
京都では、例年と大きく異なる7月でしたが、
皆さまはどのような7月を過ごされましたか?
先月は、ミスきもの4人で活動することが多く、充実した1ヶ月でした!
今回は、先日参加させていただいた、
きものステーション・京都で開催されている半襟型友禅の
ワークショップについてご紹介させていただきます
型友禅とは、京友禅の技法の一つで
このような型紙を使用して染めていきます
この型紙は、模様の複雑さや使う色の数によっては
着物一枚分で100枚以上にもなるみたいですよ
そして、この型紙は和紙と和紙の間にセロハンが挟まっていて、
水を通さない作りになっているんです
そのため、染料が型紙を通って反物に染まることを防いでくれています
そして、型友禅で必要な刷毛
職人さんの高齢化に伴い、現在作れる方はいらっしゃらないみたいです
さて、このワークショップでは一枚の手ぬぐいを2種類の型で染めていきます
今回用意してくださった型紙は、桜と源氏車と麻の葉の3種類!
これからの季節にぴったりな色合いで染めていきます
この型紙をよく見てみると、「ホシ」と言われる印があります


途中で型紙を外して、ちゃんと染まっているかを確認します
この型紙を外す時のワクワクがたまりません
そしてなんと!講師を務めてくださった伝統工芸士の先生が、私たちの名前を切り抜いてくださっていました
手ぬぐいの端に名前を入れて、世界に一つだけの半襟が完成です
着物でお出かけをする時に、ワンポイントで取り入れてみたいと思います
毎月第2日曜日に開催されているようなので、
ぜひお子様の夏の自由研究や、お出かけの際に体験してみてくださいね
梅雨が明け、本格的な夏がやってきますが、
こまめな水分補給をして、熱中症にお気をつけください
2020京都・ミスきもの 北尾有紀